警官殺し

月齢: 25.3

絶賛スランプ中です
絵描きの方が。

先週から兆しはあったのですがーとうとうしっかりはっきりきやがりました～
漫画のネタも描きたいイラストの構図も素敵なほど浮かぶのに、指が付いていかないです。
はう・・・。


今、気持ちがお絵描きより文字書きモードらしく、ぽぽんっと創作小説は調子イイのよねえ。
ネタが溢れている時に肝心の絵が描けないなんてどんだけ天邪鬼体質なんだ、アタシ！！

因みに先月は小説の方が書けなくて大変でした・・。


んで。
相棒Season3の『警官殺し』を見ました。
リアルタイムでも見てたけど。。
なんて名場面が多いのでしょう！！！
地域で慕われていた交番のおまわりさんの謎の死から警察上層部が隠蔽した事とか、事件に関わったいろんな人の思いとか。
大河内さんとか！
小野田さんとか！！！！

こう絵にしたくなる名場面がいっぱい～！！！

大河内さんが右京さんに監察官の権力で資料を手に入れて「警察は身内には甘いですから」と皮肉りながらも協力してみたり。
内村刑事部長の特命係謹慎を大河内さんと小野田さんの絶妙な掛け合いで防いでみたり。

愛されているね、特命係←え、違う？？

大河内さんのこの場面はホントにお気に入りです～
彼なりのなんだろうか。
好意の表し方がとても可愛いなあって。


一番心打たれたのは、ベタですが。
受け入れがたい真実が判った時に、いろんな人の期待や思いを裏切り、波紋を呼び、悲しませる事になる真実をはっきりさせる覚悟があるか右京さんが薫ちゃんに問う場面ですかね。
いろんな人の人生や思いを巻き込んでまでも、それでも真実を晒す覚悟は出来ていますか？と。
それだけ重いのだよと。


凄いなあって思うのは、その中に右京さんの感情的な思いが無く、信念で突き進んでいるところでしょうか。
それでいて、感情的になっている薫ちゃんが後悔しない様にちゃんと考える時間を冷静になる立ち止まる機会をくれてるところがさすが、年の功？？（笑）
薫ちゃんの選択に対し「キミがそれでイイなら行きましょうか」かと先に歩んでくれる背中にきゅんとしました。

この場面だけじゃないけれど、この1時間も無いお話の中にいっぱいいっぱい深いところがあって大満足です。


スランプ中だけど、めっさこのお話の感想が描きたくてたまらなくて、仕事から帰ってきて夕方から机に一心不乱。
10枚以上描いては破り捨てて。

やっと1枚。
「君に覚悟はありますか」の場面をイメージして。 

始めはあれこれ構図を考えていましたが、右京さんのあの微妙な冷たさと優しさと憂いさを含んだ表情だけでシンプルでいいじゃないと。

ま、これがいっぱいいっぱい。

相棒知らなくてもこのお話はおススメですねえ。
相棒は全部いいんだけど！！！！

あースランプ勘弁してくれ～

♪『Auf Wiedersen』/相棒劇場版サントラ