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徒然なるままに

ハガレン・アームストロングが大好きな管理人がのらりくらり。 初めてのにゃんこ日記もあり。 ★拍手レスもこちら★

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<7/18の日記>

相棒Season3の『ありふれた殺人』をやっと見ました。

本日DVD返却日だったので、残業帰りに泣きながら(苦笑)


どういった話か全然判らない状態で借りたのです。
赤川次郎さんの「ひまつぶしの殺人」と「やり過ごした殺人」という作品がいっとー好きで、それにタイトルが似てるわっていうそういう単純な理由です。

そんな何気ない理由で借りたのですが・・・・。



なんてことっ!!!!
話もめっさ面白いですし、レギュラー陣が良いバランスで活躍しております。
監察官の大河内さんや小野田官房長官も出てくるし、警察官の不祥事や警察そのもののあり方、時効という法律や罰則のあり方を問う重い内容でした。
刑事も民事も時効が成立した20年前の殺人犯が自首してきて・・・。
今の法律では罰則出来なくて、被害者家族はその犯人の名前や素性すら知ることが出来ない。

被害者の嘆きに苦しむかおるちゃんとか!
うきょさんの「君の軽率な行動が被害者家族に期待を与え、うすっぺらい同情心で被害者家族を被疑者にしてしまった」という辛辣な言葉。
この事件に関わった捜査二課の港刑事が、警察の法を侵してまで犯人へ被害者家族に対して謝罪を求めた事とか。

いろいろ考えさせられたお話でした。

一貫して、うきょさんの態度も信念も痛いほど真っ直ぐで正し過ぎて、周りはきつかっただろうなあ・・と。でも、場に流されず常に罪を憎み、正義を貫こうとする姿勢は凄いなあと。

かおるちゃんの処遇の為、大河内さんも結構でてきて、「処分決定は三日後です、私ができるのはここまでです」と、それまでになんとか良い方向に対処してくれ!という大河内さんのさり気ない優しさにきゅん
ハート

結局、小野田さんがうまく立ち回って、警察に都合の良い処理の仕方をしてしまうのですが。
その場面で。
あくまで、20年前の殺人犯が殺されたのではなく、一般人が隣人であるただの民間人を殺害した事件として、「ありふれた殺人」として処理してしまう小野田さんに対して、大河内さんが物凄く遣り切れない、怒りを必死に堪えている姿がとても切なかったです。
こういうところで、大河内さんは小野田さんほど非情になれず、不正を許せない人なのだなあと思いました。


最後に。
何度も殺人犯の名前を教えてくれと特命係を訪れる被害者家族に。
悲しみと遣り切れない想いを堪えながら「教えられません!」と言い切るかおるちゃんが・・・・もうたまらなくかわいそうでした。



ぐぐっと涙を堪えて。
かおるちゃん頑張った!!と声を掛けたくなりました。
うきょさんはきつい事を言っていましたが、冷たいだけじゃないのはかおるちゃんのことを信じているからだなあなんて思いました。


しかし、小野田さん。
うきょさんといい、大河内さんといい、警視庁の2大オールバックビューティをいぢめると嫌われちゃうぞ♪

因みに。
かおるちゃん単品で初めて描きました!!
いつも誰かと一緒だったから。
初がこんな悲しい表情ですみませんげっそり
♪『フェイク』/ミスチル

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