死ぬる時は一緒だ

室内気温36度の自室で
もふもふと原稿してます。
すげーのろのろペースですけど。

もう11年愛用しているシャーペンがありまして。
大げさでも何でもなくて
この子じゃないともう絵は描けません。

最近、この子の調子が悪くて
ポキポキシャーペン芯が折れるなあって思ったら
握るすぐ下の
分解できるところにひびが入っていて安定しなくて
芯が折れやすくなっているという・・・・。ﾟ(ﾟﾉД｀ﾟ)ﾟ｡

なんとか両面テープで応急処置↓

いつもより筆圧を強くしなければなんとか・・・・
でもやっぱりガタガタ


11年前にただなんとなく買ったこのシャーペン。
もともとものに執着しないし
消耗品の一つとして買ったもの

とても描きやすく相性がイイって気付いて
ストック買おうと思ったのは購入して1年以上経ってから
コンビニの商品だったので、入れ替わりが激しくて置いている訳がなく
形あるものはいつか壊れるって知ってる
だから、この子が壊れた時の為にと他のシャーペンも試してみたけど駄目だった。

もうこの子の握る時の相性と
アタシの強過ぎる筆圧に耐えてくる感じが手放せない

絵を描く事を辞めさせたいなら
この子を取り上げられたら一発です。
もう何も描けない。
この子が壊れた時は、アタシのお絵描き人生も終わるんだろうなあと。


好きな漫画にＧＳ美神があります。
その中に九十九神（付喪神）の事が合って長年使っている古いものにはいつしか神や霊魂が宿るのだという。
それはきっとそのもの自体が擬人化つーか魂が生まれるのではなく
関わってきた人間の執着や愛情や思い入れが魂みたいなもになるんだろうなあって思います。


入稿予定前日に長年の相棒がぼろぼろでかなり半泣きです。
でも、今描いている話は実体験で
どうしても描きたいシーンがあって
その1枚のためだけに
↓この絵の為だけにたらたら描いていたわけです

これもう8時間くらいたらたらかかってる・・・orz

もう休ませてくれーと
シャーペンは叫んでるのかもしれないけど
もうちょっとだけ
もう少しだけ
一緒に絵を描けるように祈って頂けると嬉しいです。

ここまで読んでくれて有難うございました。